集合住宅の原状回復では、一箇所ずつ安い方法を選ぶより、次の入居日と部屋全体の仕上がりを見ながら施工範囲を組む方が判断しやすくなります。部分補修が適する場所を先に選別します。
集合住宅の補修区分
- 部屋ごとの傷番号と素材
- 次回募集・内見・入居の予定
- 他工事と清掃の工程
- 補修後も残る可能性がある色差
交換と部分補修を部屋ごとに仕分ける
床の局所的なへこみ、建具の角欠け、人工大理石の擦れなどは補修候補です。広い剥離、設備不良、下地の腐食は別工事として切り分けます。
お客様
複数のキズがある空室でも、交換せず部分補修でまとめられますか?
素材と損傷の状態が補修に向けばまとめて相談できます。ただし、設備機能や広範囲の劣化に関わる箇所は、交換や別工事に分ける必要があります。
担当者
次の入居から逆算して順番を決める
内装、設備、清掃が同時に入ると、完成面を再び傷つけるおそれがあります。搬入が終わる場所、乾燥中に立ち入れない場所を工程表へ反映します。
一式見積もりの内訳を残す
複数箇所をまとめる場合も、どの傷にどの方法を用いるかが分かる一覧を作ります。次回の退去時に補修履歴として使えます。
内見時の目線で最終確認
入口から見える床、照明で反射する建具、水回りの清潔感など、接写だけでは分からない印象を確認します。安全性や機能に問題がないことも合わせて確かめます。